「新春☆生活発表会」の予告として皆が演じるキャラクターを題材に描こうとしましたが、「園長先生ダメです!ネタバレしてはいけません!」と先生たちから叱られてしまいました。なので、あえて演目とは全く関係のないキャラクターを描きました。
ご覧いただければ分かりますが、兎に角、子どもたちみんな最高なんです。それぞれに一人ひとりの見せ場があって、職員の企画力には脱帽です。これ以上書くとネタバレしてしまいそうなんでもうやめますが、皆さん、どうぞご期待ください。
このマンガの中で語られている言葉は、正確に言うと子ども同士の純粋なコミュニケーションの言葉とは少し違っています。実は、生活の中で聞きかじった大人の言葉を真似た、やや一方通行な会話なんです。
子どもはごっこ遊びやイメージ遊びの中で大人の真似をして、言葉やコミュニケーションの練習をしています。ですから、こうした遊びの中ではお互いがイメージしているものが、必ずしも一致しているとは限りません。
言葉として噛み合わないこともしばしばですが、なぜか気持ちは噛み合っていて、まるで会話として成立してるように見える…それが子どもの「あそびことば」だったりします。
子どもは遊びの中で、あるいは遊びを通して、いろんなことを学んだり練習したりしているんですね。