どれが自分の使う物かを憶える為に用います。ところが、どれが自分の物であるかを理解することは、同時に自分の物以外を理解することにもつながります。 情緒発達的には自他境界(自分と他者は別の存在であるという意識)を強化し、自分と相手とでは何がどう違っているのかを感じ取る感性を磨きます。 また、認知発達的にはそれぞれのシールを見るときに、描かれている実物だけでなく特定の子をイメージする表象化(イメージに置き換えて考える)の力も養います。