1955年のクリスマス前に、アメリカのデパート・シアーズがサンタさんとのホットラインを開設し電話番号をチラシに載せたんですが、間違えてCONAD(大陸防空司令部→現NORAD/北米航空宇宙防衛司令部)の番号を掲載してしまいました。最初の間違い電話を受けたハリー・シャウプ大佐は自身がしたように、司令部員たちに「子どもたちから架かってきた電話にはレーダーで捕捉したサンタクロースの位置情報を伝えるように」と指示。以後、60年以上に渡ってこの伝統が守られてきたんだそうです。今では、人工衛星やインターネットが発達したお陰で、Google Earthでサンタクロースが飛んでいる座標をリアルタイムに観られるようになっているんです。